YAMAHAのプリメインアンプを出品いたします。かつてYAMAHAのフラッグッシップモデルであったCA-100Ⅲです。
このCA-1000Ⅲは今でも使っている人は多いようです。オーディオ最盛期の１９７０年代の終わりに作られたYAMAHAの銘品です。ウエブサイトの「オーディオの足跡」で掲載されていますので、ご覧いただくと細かい性能などが書かれています。音は、YAMAHAらしい、緻密できれいな音質傾向を持っています。最大出力は100Wとなっています。このアンプはスイチの切り替えで、動作を最大出力の大きいB級動作と最大出力は小さくなりますがよりひずみが小さく細やかな音質のA級動作とに切り替えができます。ただし私の耳では、A級、B級の音の違いはよくわかりませんでした。
このアンプは劣化しやすい電解コンデンサーをミューズ社のものと交換してあります。また、DCバランス、適正バイアス値をメーカーのサービスマニュアルに従って正しく取り直してあります。最大出力も計測して出力波形を崩さずに100ｗ以上出ることを確認してあります。7枚目と8枚目の写真がそれです。横のテスターの指示が28.28Vを超えているのがわかると思います。抵抗8オームの時28.28Vであれば実行出力100Wになります。同時にオシロスコープの波形がきれいなサイン波になっているのがわかると思います。実際の使用にあたりボリウムのガリやスイッチのガリが出ないことを確認してあります。入力はレコードプレイヤーとCDデッキをつないで、きれいに音を再生できることを確認しております。メーターの電球は寿命の長いLEDに換装してあります。