100万円を超えるパイオニアのハイエンドモデルスピーカー S-AX10（1台480,000円 税込504,000円、ペア税込1,008,000円）のウーファーユニットペアです。

振動板には、スタジオモニター用スピーカーとして定評のあるTADユニットと同等のコーン紙に、ケブラーを混入してエージング処理を施す事で十分に音質チューニングしたものが採用されています。
（機種の定格）
型式：25cmコーン型ウーファー
ボイスコイルインピーダンス：6
Ω出力音圧レベル：92dB/W/m
最大入力：160W(EIAJ)
→オーディオの足跡 Pioneer S-AX10の仕様

見た目も EXCLUSIVE 2251・2252に採用されているTADの25cmウーファー TL-1102 に近い外観で見ていて惚れ惚れします。オーディオマニアなら欲しいと思う実際に持つことの所有欲を満たしてくれる価値あるスピーカーユニットではないでしょうか。
→〈参考価格〉TAD TL-1102 25cmコーン型ウーファーペア

最近のスピーカーの傾向としてはカーボン素材などの樹脂で無機質な量産的な外観なものが多い印象ですが、この時代のハンドメイド感のある高品質なハイエンドスピーカーは見ていてとても美しく趣があると思います。

（可能性を引出す無垢一枚板バッフルとの組合せ）交換用ユニットとしてお探しの方以外にも、スピーカーで特に重要なバッフル板を硬くて重い無垢材で設計することで最高の自作スピーカーが作れると思います。

「バッフル板の素材」はとても重要で「気乾比重」が１に近い無垢材なら素晴らしい音が引き出せると思います。

個人的には、「ブビンガ 無垢一枚板」（目安としては、高さ1,100～1,200mm×幅350～380mm×暑さ30～35mmくらい）が入手可能でしたら、やはりMDFとは別物の音になると思います。

ブビンガは、和太鼓や楽器に使われる木材で手で持った感じも重いです。
→〈参考資料〉ブビンガ

ブビンガのような堅くて重い無垢一枚板のバッフルが入手できるようでしたら、DIY技術があってスピーカーBOXとネットワークの設計ができる方でしたら数百万円の価値に相当するスピーカーシステムを構築できる可能性も本当にあります。

（商品の状態）目立った傷や汚れなし。
未使用に近い物を自作用のスピーカーの予備で購入して箱に入れて大切に保管にしていたものですので、特に傷や汚れもなくもちろん動作も問題なくとても美しい状態です。

コルゲーションエッジにも白い埃のような付着はほとんどなく、写真通り見た目も実質的には新品に近い感じです。

この時代の極めて高品質な優れたユニットがこのような良い保存状態で出品されることは少ないと思います。

日本の一般的な部屋の大きさを考慮すると、部屋のサイズとはかけ離れた過ぎた大口径よりも、現実的に日本の住宅事情に適合した豊かな低音を引き出して鳴らすことができる25cmには価値があります。

ぜひ、MDFではなくブビンガのような無垢一枚板の素晴らしいバッフルで設計してハイエンドスピーカーを構築して欲しいというのが願いで出品しました。

このスピーカーには夢があります。